茶道具 武者小路千家十二代家元愈好斎花押『雲華焼菊透かし手あぶり一双「浅尾宗筌作」共箱』手焙り 在銘 茶事 セール中 茶会席膳 七事式 表千家十職

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サイズは、径16,5×高さ23㎝です。片方の底部にニュウが確認できます。画像でご確認ください。他には、縁部に小傷直しや経年の小傷がございます。画像でご確認ください。愈好斎の御好茶道具として知られているものは澤潟棚が代表的ですが、こちらの手あぶりには愈好斎の花押があり希少な逸品でございます。一連のお茶道具はお茶の先生宅よりお譲りいただいたものです。 12代 聴松宗守(愈好斎) 1889-1953 明治二十二年(1889)、『[祖父]表千家十代/吸江斎祥翁宗左(1818-1860)』の三男『[父]久田家十代/玄乗斎宗悦(1856-1895)』の次男として生まれる。 先代の『[養父]武者小路千家十一代/一指斎一叟宗守(1848-1898)』に子がなかったため【武者小路千家】の養子となり【武者小路千家十二代家元】を継承。 明治三十一年(1898)、【武者小路千家十二代/愈好斎聴松宗守(1889-1953)】九歳の頃、『[養父]武者小路千家十一代/一指斎一叟宗守(1848-1898)』が没したが【武者小路千家十二代/愈好斎聴松宗守(1889-1953)】が若年のため表千家に引き取られ『表千家十一代/碌々斎瑞翁宗左(1837-1910)』や『表千家十二代/惺斎敬翁宗左(1863-1937)』などから茶の湯を習う。 多くの知識を学ぶために「第三高等学校(現:京都大学)」を経て「東京帝国大学(現:東京大学)」を卒業。 【武者小路千家十二代/愈好斎聴松宗守(1889-1953)】が表千家に引き取られていた期間「武者小路千家」は一時中断していたが大学卒業後、【武者小路千家】の再興と同時に武者小路千家家元を継承。 茶の湯の世界にはじめて論理的な批判を加え、従来の形式だけの伝授に終始する稽古ぶりに飽き足らず、形式の底に潜む精神を理解することを稽古の第一とする新風を打立てた。 浅尾宗筌(1897-1978)陶芸家、深草焼の系列の土風炉師 「雲華焼」雲華焼は茶器などに用いられた大和発祥の高級な焼き物で、焼成中の操作により表面に雲のような模様をつけた焼き物。西の京で活動した「南都土風炉師」の子孫が安土桃山時代に始め、江戸時代前期から中期に梅谷(木津川市)や大和郡山市に窯があったとされるが、詳しい生産地など不明点がまだまだ多い。 後世に郡山で隆盛する赤膚焼との関連性も注目される。

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